お顔知らなくて すみません!
野球に全く興味がない人間を、プロ野球選手が出演する、バラエティ番組のテレビスタッフとして使った時の失敗談。
巨人軍が関西地区で、春のオープン戦をする時期に、大阪城ホールで、「がんばれ!ジャイアンツ」というイベントが、開催されました。小生は、そのイベントをテレビ中継するディレクターとして参加。そのイベントは、トークショーがあったり、ゲームや運動会があったりという内容。ジャイアンツの選手は、全員、ジャージ姿。ゲームや運動会の美術進行のお手伝いとして、数人の大阪体育大学の学生が、アルバイトとして雇われてましたが、学生も全員、動きやすいように、ジャージ姿。そこで悲劇が・・・。
テレビスタッフのひとりが、ジャージ姿のひとりに「そこの背の高い奴!邪魔!邪魔!どけ!」と注意。その注意した相手が、なんと、ジャイアンツの満塁男、駒田徳広選手やったんです。
駒田選手を大体大のアルバイトと間違えるとは・・・?!。

ムッとしていた、駒田選手に、小生、丁重にお詫びしました。
毎年、新年明けに放送されている、プロ野球12球団のスター選手が大阪城ホールに一堂に会する運動会、「プロ野球 スポーツフェスティバル」。
小生、4年ほど、フロアディレクターやチーフディレクターとして参加していました。ある年の話し。
我々のテレビのスタッフルームに、当時、流行っていた、ビニールのたためるカバン、ポケッタブルを持った、ポロシャツのおじさんが、静かに椅子に座っている。美術か技術のスタッフかなっと思ってると、よく見たら、広島カープの正田耕三選手や。選手の顔が分からないスタッフが、美術のスタッフやと思って、スタッフルームに案内したらしい。
確かに正田選手は、いぶし銀の地味な選手で、ユニフォーム着てないと、普通のおじさんに見えるけど・・・、特に正田選手、当日、地味なポケッタブルを持っていたので、プロ野球選手を知らないスタッフにとっては、普通に 大道具か何かのおっちゃんに見えたかも・・・。

小生、慌てて、正田選手を選手の控室に案内したのでした。
それ依頼、野球に興味のないスタッフには、写真入りのプロ野球名鑑でよく勉強しておくようにと伝えたのでした。