究極のキャスティング

関西テレビが、西宮球場で、よく開催していた、イベント。小生も、夏祭りのイベントのディレクターを担当しました。

関西テレビが、キャスティングした、ゲストが、プロレス界のレジェンド、ジャイアント馬場さん。小生にも、誰か、馬場さんに合う人をブッキングして欲しいと関テレから依頼があり、小生が思いついたのは、当時、さんまさんの番組で、話題になっていた、天才卓球少女、泣き虫、愛ちゃん、福原愛さんである。西宮球場で、ジャイアント馬場さんと愛ちゃんの卓球対決、こんなとんでもない企画を考えたのである。

愛ちゃんの出演交渉も、小生は頼まれ、直接、愛ちゃんの自宅に電話。お母さんに出演交渉。イベントの出演依頼は、小生が初めてやったらしく、もし、イベントの出演者に、今田耕司がいなかったらOK。前にテレビの番組で、愛ちゃんを泣かそうと、今田耕司に嫌なこと色々されたからということらしい。さんまさんの時は、愛ちゃんが試合に負けそうになったので泣いて、さんまさんが無理やり泣かそうとした訳ではないのでいいとのこと。

愛ちゃんの出演OKとなり、愛ちゃんに電話を替わってもらって、ご挨拶。愛ちゃんに、「何か欲しいものある・・・?」って聞くと、「キーホルダー、集めてる」という回答。

そして、イベント当日。西宮球場の応接室。愛ちゃんに、挨拶代わりに、集めているって言ってた、キーホルダーをプレゼント。小生が買ってきたのは、くいだおれの人形のキーホルダー。愛ちゃんは、少々、しかめっ面、「これ、なんだ・・・?」という顔されました。

その後、愛ちゃんとジャイアント馬場さんとのご対面。愛ちゃん、応接室に入ってきた、ジャイアント馬場さんの大きさにびっくり、食べていた、飴玉をフッと吹き出したのでした。

因みに、ジャイアント馬場さんと愛ちゃんの卓球対決。屋外で卓球するのは、風の影響があるので、不可能と愛ちゃんのお母さんに言われ、急遽、トークショーに変更したのでした。

愛ちゃん、小生の出演依頼の交渉きっかけで、それ以降のテレビ、イベントの出演依頼は、宮城県の卓球協会を通さなければならないというルールが出来たのでした。

2023年12月15日