新喜劇のギャグが現実の世界に・・・

テレビ大阪で「めだかの学校」という2時間の特番の構成とディレクターを担当しました。

どういう番組かというと、吉本新喜劇の池及めだかさんが担任、大阪の劇団の子役10名ほどが生徒というクラスの学校で、スタジオに設けた教室で、めだか先生の授業があったり、遠足で、兵庫県姫路市のビオトープへ、メダカの観察に行ったり、メダカを育てている小学校を表敬訪問、生徒さんと交流したり、姫路市のお祭りに参加したり、老人ホームへ歌の慰問に行ったりという、バラエティ豊かな楽しい番組でした。

因みに、メダカの学校の校長先生役に、吉本新喜劇の原哲男さん、教頭先生役に桂きん枝(現 桂小文枝)さん、音楽の先生役に、かつて「完全無欠のロックンローラー」で一世を風靡した、アラジンこと、高原兄さんに出演してもらいました。

そして、事件は、歌の慰問に訪れた、老人ホームで起こりました。めだか師匠とロケの打合せしようと、小生、めだか師匠を大声で呼んだけど、小生のまわりは、子役たちばかりで、どこにも見当たらない。何度呼んでも、どこにもいない。そしたら、なんと、小生の隣りから、「さっきからここにおるけど・・・」というめだか師匠の声。ずっと、小生の隣にいてはったのだ。それを気付かずに、背伸びして、子役たちに紛れていると思い、探していたのだ。身長149㎝のめだか師匠。完全に子役たちに溶け込んでいる。

これ、吉本新喜劇の「見下げてごら~ん♪」いうギャグと一緒やん。実際にやってしまった。

因みに、めだか師匠、その現実に、ちょっとムッとしておられました。

2023年12月17日